プログラミングを1から独学で勉強してフリーランスになるまで - 独学編
私がFラン大学4年生から独学でプログラミングを勉強してフリーランスになるまでの道のりをまとめてみました。
今、プログラミングを勉強してIT企業にエンジニアとして就職したい学生、そのまま起業してしまいたい人、プログラマーは高給と聞いてキャリアチェンジを目標に勉強している社会人の皆さまの参考に少しでもなれば嬉しいです。
なんでプログラミングを勉強した?
- ITってかっこよくてすごく魅力的だったから。
- IT分野で起業したかったから。
ITってかっこいいですよね。 かっこいいからモテるし。IT起業家の浮いたお話もよく耳にします。(最近だとZOZOTOWNとか、showroom)
何よりみんな知らないことを知ってて作れて、 未来を作ってく先駆者みたいなイメージを持ってました。
プログラミングいつ始めた?
大学2年の夏
最初に手をつけたのは大学2年生だったのを覚えてます。Javaで簡単な冒険(ドラクエみたいな)ゲームを作るチュートリアルでした。 買ったばかりのでかいWindowsのノートパソコンで開発していましたが、すぐに挫折しました。
NetBeansでチュートリアルのコードを写経して実行して。 周囲に相談できる人もいませんでしたし、チュートリアルも個人が作ったものでしたし。エラーをググるとかそういう発想も皆無でした。
大学4年の8月
就活時に、就職しないで起業したくて、面接の合間に隣に座ってた就活生に「起業したいんだけど投資家知ってる?」みたいなことを聞いてました。笑 聞き込みの甲斐がありまして、1人投資家を紹介してもらえることに。
その投資家に自分の事業案をプレゼンすると、僕の事業案には見向きもされず、 「とりあえず、プログラミングやってみたら?」と投資家に言われたのが、本格的にプログラミングを勉強し始めたきっかけです。
何を勉強した?
色々やりました。言語で言えば、Ruby・Rails・JavaScript・Java・Python・Kotlin・PHP・Node.js。 ただ、なんとか使えるのはRubyとRailsだけです。
何を勉強した?(もっと具体的に)
2016年8月
巷で話題のProgateをしました。 RubyとRailsを新宿の就活カフェでひたすらに。
ある程度、コードが理解できるようになったら無料で配布されてるRailsチュートリアルを2~3周くらいしました。
2016年9月
ここら辺でもう「自分のサービス作りたいよぉ〜お願い〜」みたいな心理状態に移ったので自分のサービスを作り始めます。 今なら絶対に選ばないであろう、動画サービスを開発し出します。
ここから11月くらいまで大学にも行かず、 おきたらコード書いて、朝飯食って食器洗って、コード書いて昼食挟んで食器洗って、コード書いて晩飯食って風呂入ってコード書いて寝るという寝食と食器洗いとお風呂以外はプログラミングに時間を費やしました。
Qiita・teratail・stack over flowは必須でした。
2016年11月下旬
自分で開発したサービスが完成しました。当時はめちゃめちゃ評価高かったので(自分の中で)、以前からご厚意にさせてもらってるIT社長さんにみていただくことに。 夜にセブンの前に停めた車の中で。
そこで社長さんからも評価をいただき(サービスじゃなくて一人でよく頑張ったことに対して)育ててもらえることになります。 ここで、内定をもらっていた会社に辞退の旨を伝えます。(一応もらってました。)
2016年12月
その会社では速報系メディアを運営していて、 僕はその速報の元ネタを外部サイトから抽出するシステムを開発します。
学んだこと→ クロール技術を身につけました。また、データベースの接続やサービス運用の心得(サービスを担当するものの責任と姿勢)のようなものも学びます。これまではRubyとRailsの違いすら理解していない状態でしたが、.rb
だけでコードを書く機会が増え、フレームワークとの区別できるようになります。その社長さんは独学でプログラミングを学びインフラにも明るい人でした。やはり、自分よりも技術力ある人からコードレビューをもらったり、教えてもらえる方が何倍も学習効率が高いです。可能であれば、インターンやバイトでここらを経験できるといいかもしれませんね。
後で使用した技術書を載せておきます。
2017年1 ~ 7月
ここの期間はあまり社長から仕事をもらえませんでした。
暇でしたのでサービスを作っては潰すというのを繰り返してました。
この途中の3月には、PGColonyを通して知り合った次元のエンジニアにインフラ周りを5000円/月で教わりました。 PGColonyは今はサービス停止してるので使うことはできません。
2017年7月下旬
このままでは起業どころか、生活すら危ういと思い仕事を探しました。 ここで、僕の中で進路は正社員として働くか、フリーで働くかの2択でした。
結果的には、フリーランスとして働くことになり現在に至ります。 フリーランスになるまでの具体的な過程は プログラミングを1から独学で勉強してフリーランスになるまで - フリーランス編 - 現場の開発 でお話します。
総括
独学期間は約1年です。個人的にはものすごく自信になりました。 プログラミングは学習難易度が高いです。特に初期は無知なのに環境構築を行わなければならず、一人で超えるには高い壁です。 その条件下でフリーランスになるまで技術力をあげられたのは大きく、今後も何か課題を提示された時に活かせるのではないかと思います。
金銭面でも助かりました。必要最低限のコストで学習を進めることができました。 これがプログラミングスクールに通うという選択肢をとってしまうと非常に高額なお金を用意しなければなりません。
通うお金があるなら通ってもいいかもしれません。 しかし、スクールも手取り足取り教えてくれる訳ではなくほとんど独習です。
場所と教材費にお金をかけているようなもので、あまりコスパはよくないというのが正直な感想です。 最近は、独習できるサービスも多く立ち上がってるので、独学で行ってみるのもありかもしれませんね。
もっとも効率的なのはインターンかバイトです。 教えてもらえてお金がもらえますので。
以上で、プログラミングを1から独学で勉強してフリーランスになるまで - 独学編 は終了です。 これからプログラミングを学ぶ人、学んでいる人のお力になれることを願っております。
フリーランス編もあるので興味ある人はチェックしてみてください。